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2009年 10月 31日
決意までの3つの出来事 その15 (87' Ferrari 328 GTB - EU model -)
みっつめの出来事    ~ミスタースーパカー氏との出会い~

・・・前回からのつづき。

タワーパーキングからリンダを出して、道がわからないため、とりあえず走り出す。
大通りに出て、ようやく場所がわかって帰路へ。

落ち着いたところで、CDをかける。
「あぁ、アルファGT最高!!」
「安堵感・・・ そして、サウンド、足、エンジン。ホント最高。」
率直な感想だった。

でも、それ以上に328の魅力で頭の中は一杯だった。

そして、
これからどうするか、帰路のリンダの中で、
「ある決意」を考えていた。

決意までの3つの出来事 その15 (87\' Ferrari 328 GTB - EU model -)_c0217673_014423.jpg

***

もちろん、物欲を満たす事で、幸せになれる訳ではない。
そんな事は十分わかってる(つもり)

でも、フェラーリは、328は、
今までクルマが欲しかった感覚とは少々違っていた。
どちらかというと、美術品を手元に置いておきたい。そんな感覚に近い。

かつて、徳大寺氏が、

フェラーリについては、
「ポルシェは技術の魂であるのに対して、フェラーリは美の魂だ」
「超高速の走りから、エンジンの音ですら美の演出のための道具立てなのかもしれない」
と語り、

328については、
「美しいスタイルだ」
「328は驚くほどよく回った。それで328を買うことに決めたんだ」
と語っている。

清水センセも

フェラーリについては、
「フェラーリは、地上唯一の自動車芸術にして、目的を持たない神のようなクルマである。」
と語り、

328については、
「328こそ、私が最初に死ぬほど欲しいと思ったフェラーリである。
 もう吸い込まれそうに美しいとしか言いようがない。
 ワインディングを攻めるなら、すべてのフェラーリの中で328が一番楽しかった。
 なんせ328は特別だ。328はいい音が出なくたって、速くなくたっていい。
 あの美しい328に乗っているというだけで、
 オーナーはそれだけで十分満足できるのではないでしょうか。」
と語っている。

まさにそうだ。その通りだ。美しい。それが全て・・・。

最終話まであと2回。つづきます・・・。

by yaakun_web | 2009-10-31 00:03 | 328GTB-決意に至るまで


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